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実家の片付け モノの役割とは

モノが活かされる意味

実家の片付けをしていた時の母と私のやりとりです。これから「実家の片付け」は、お悩み相談も多くいただくので少しづつ紹介していく予定です。

前から気になっていたのですが、タンスの上に飾っていない絵画がずっと置いてありました。聞くと仲人さんにもらって最初は飾っていたけれど飾るところもないし(きっと壁は限られているので、次に飾りたいものが出てきてその絵は、その場所から外される事になったのでしょう。)

「この絵はどうするの?」という問いに「とりあえず取って置いて。」の返事。このとりあえずというワードは厄介です。

所有しているモノの価値は本人にしか決めることができません。いる?いらない?の質問の返事がないと、使っている?使ってない?の選択になります。この場合、何年もタンスの上でほこりをかぶっている状態なので、多分、とりあえずは、その場しのぎで次の出番は無いに等しいと思われます。

ここで、この絵には3択しかない。飾るか、捨てるか、誰かに譲るか(もしくはリサイクルショップ)?飾らないでしまっておくのは、絵が可哀想で本来の役目を果たしていないし、かなり古くて傷んでもいるから欲しい人がいないのだったら、サヨナラだね。と説き伏せます。

人から頂いたモノは捨てるという行為は忍びないとは思いますが、私は、お守りも1年しか効力がないというし、お土産でもらった飾り物などは、1年したらサヨナラしてもいいのかなと勝手に思っています。飾り棚の風景も変えたいですし、捨てないでいたら増える一方です。

額に入った絵ならば飾ってもらって初めて絵の役目を果たす、活かされる事となります。モノの意味です。

「モノのない時代に育った経験のない人たちには、わからないよ。」これも母のいつものお決まり文句です。でも絵が可哀想の言葉に賛同してくれたのか、無事タンスの上から下ろされサヨナラとなりました。落下の心配もあったので一安心。ひとつひとつ、そのモノの意味を考えて手放す作業は大変ですが、捨てるのが目的ではなく、よりよく安全に生活して欲しいかをわかってもらいながら実家の片付けは続きます。

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